漢方薬は苦くて服みにくいと考えられがちですが、必ずしもそうではありません。
お子様によく用いる小建中湯などは、非常に甘くて服みやすい薬です。
また、不思議なことに、適応しない人には相当にのみにくい漢方薬でも、適応した人にはおいしく感じられます。
むしろ、大人が必要以上に「服み難くないか」「苦くないか」と聞きすぎて、お子様が暗示にかかってしまうことが多いようです。
あくまでもお薬であること、病気を治すために服むことをお子様に教えていただければ、決してお子様が嫌がることはありません。
何よりも、今の辛い症状から逃れたいのは、当の本人なんですから。
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